2023.02.16
腰痛増えてます!!
こんにちは!
院長の若狭です。
今日は少しまじめなお話を…
最近、診療に入っていても「腰痛」でのご来院が増えてきています。
この腰痛、痛みは当然腰に出るわけですが、その原因は腰そのものにある場合から、
生活習慣やストレス、筋力不足など様々にあります。
しっかりと治すためにも、まずその腰痛がどこから来ているのかを知る事が重要です。
【特異性腰痛】
全体の15%ほどがこの特異性腰痛と言われます。
代表的な物としては、腰椎椎間板ヘルニア、狭窄症、椎間関節性腰痛、筋筋膜性腰痛症などが
上げられますが、骨粗しょう症なども原因に挙げられます。
(例)腰椎椎間板ヘルニア
背骨と背骨の間の前方にありクッションの働きをしている椎間板が、
加齢や繰り返し起こる過度の衝撃により後方に突出してしまい、
脊髄神経根を圧迫することで症状が現れます。
ひどい時には、足のしびれや筋力低下につながることもあります。
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特に加齢などで椎間板が硬くなった状態で、猫背や巻き肩のように姿勢が悪くなると
支えきれなくなり椎間板が後ろに飛び出てしまします。
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(例)筋筋膜性腰痛症
筋肉は筋そのものと、それを覆う筋膜によってできています。
急に重いものを持ち上げたりした際に筋肉そのものを痛めてしまったり、
普段使っていないがために筋肉と筋膜の癒着があり、
スムーズな筋肉の緊張や弛緩が行われずに引っ張られ痛めてしまう場合に起こります。
いわゆる、「肉離れ」のような状態です。
【非特異性腰痛】
全体の85%ほどが、この非特異性腰痛とよばれ、
重篤な基礎疾患などもなくいわゆる腰痛症とよばれるものになります。
長時間の不良姿勢などで血流が悪くなったり、筋力不足で体(体重)を支えきれず
痛みにつながる場合もあります。
また、冷えなどで筋肉が硬直したり、神経が刺激を受けやすくなり症状につながったり
過労や睡眠不足、ストレスなどによっても起こるといわれます。
生活習慣の中での運動不足や喫煙なども原因とされます。
女性の場合には、妊娠や月経により腰痛を訴える方も多くいらっしゃいます。
また更年期になると体内のホルモンバランスが変わり腰痛が起こりやすくなることがあります。
このように、多くの原因により腰痛が起こります。
その腰痛の原因をしっかりと調べ、それぞれに適切な治療を行う事が
治療を進めるためにも重要となります。
当院では、問診や徒手検査、場合によりハイボルトなどを使用した検査により、
原因、対応をご説明し、ご納得頂いた上での施術を心掛けております。
なかなか治らない腰痛をお持ちの方、原因がわからず困っているという方は、
ぜひ一度ご相談ください!
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院長 前田 澪雅